早朝から出品リストと配置図を作る。作品のサイズを測りタイトルを考える。木目シリーズを飾った廊下を眺めていたら、どうしても窮屈に思えてきて作品数を減す。もう一度リストを作り直している間にオープンの11時になる。 画廊の場所は北白川の閑静な住宅街。それでも新聞やDMのお陰でちらほらと来場者がある。あるとはいえ、やはり少ない。その少ない来場者となんとか会話の糸口を見つけ、話をする。感想を聞く。あまりぎらぎらと目を輝かせないように気を付けながら。