末口から皮を剥がしていくと 木部と皮の間に虫食いの痕が ぐねぐねと走っています。その虫食いを辿っていくと 白い幼虫が グネグネと体を捩らせながら姿を現します。幹に比べて皮は しっかりと木質に貼り付いていて ぺろっと剥がれ落ちません。極浅丸鑿を木部と皮の間に差し込んで テコの原理で 少しずつ皮を起こしていく要領です。