1001の突起の台座の塊をカットソーで削ぎ落とし、カットソーの細いノコギリ痕をめったやたらと着けた。0929の突起の根元、つまり芯の部分にもカットソーで切り込みを入れ芯を細くすると同時に カットソーのノコギリ痕を着ける。ノコギリ痕を着けることで 途中感とひっかき傷のような表情を作るのが狙いです。それから突起があまりにも荒削り過ぎるような気がしたので、細く、クネクネとうねった表情を彫り出した。
最後に1103の茎の部分と頭の手を広げたような突起に有機的な曲線を削りだしていく。
そろそろ作品の仕上げ作業と展示準備に入らねばならない |