芯持ち立方体の芯の見え方、年輪の見え方、板目の見え方のバリエーションを作る。木目と木目の間の春材を吹き飛ばしているのですが、10mm以上深くなると 吹き飛ばすのに時間が掛かる。材料が残る部分は 10mm前後で形を作ってから ブラストする。
木目と木目、年輪と年輪の間をひたすら見つめて 空気と砂を送り続ける。
すると約1時間で40kgほどの砂を消耗する。ブースに貯まった砂を 圧力タンクに移し替え またブラストを続ける。
移し替えの2回に1回は メディアクリーニングとして 少ない圧力で メディアを空中散布する。一日があっという間に過ぎていく。
約30分のメディアクリーニングの間に 次にブラストする素材を作る。3cmの木片筒状直方体を見つめていると これの大きなバーションを作っても 壁の上で存在観を出せるように思えてきた。
そこで90mmの幅木の木片で筒状の直方体を一つ構成した。
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