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2011/04/21

シマヅヨウ彫刻展4日目

  開場前の午前10時から 富澤さんに作品撮影をお願いした。今回は 照明を特に用いず会場のライティングだけで撮影をしてもらった。
 夕方 東京に住む中学の同級生男女4人が 画廊を訪ねてくれた。彼らの感想は 「分からん。」そして「説明してくれ」だった。私は 100903について説明した。表層が27年の年輪をもつ木の株の中に 生まれて8年目の年輪を辿っていくと その当時の土の中に有った根の姿がこのように姿を現すのだと説明した。みんな驚き そして私の行為の時間を想像して感動していた。
 今回は あえてキャプションで作品一つ一つのコメントを付けることを止めた。一つ一つに長いコメントを入れるとキャプションが大きくなりすぎて 鑑賞の妨げになるような気がしたからだ。その分 出品リストを用意しておいたが 持って行く人は少なかった。しかし 年輪プレイが 行為に関わる作品である以上、やはり一つ一つのキャプションで 作品を説明した方が 見る人には 分かりやすいのかも知れないと思った。

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