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2006/02/09

半田小学校のエノキ

 第1口から第4口へ 113年目の年輪にそって 芯を掘り進む。第1口正面の芯は ほぼ113年目の年輪になった。この部分は コブが多く つい油断するとコブの部分を彫り込んでしまう。そこから第4口に移って 芯の根本の部分の鑿痕をきれいに揃えようとしたが この部分は 芯と表皮の部分の空間が狭くて つまりその面のRが急な為 サジ鑿で丸く彫っても 刃先が立って鑿痕がまとまらない。そこでサジ鑿でも特に鎌のように極端に首を曲げた鑿で引っ張るように削りながら その部分をきれいにならしていくことになる。
 

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