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2006/02/08

半田小学校のエノキ

 第1口と第2口から113年目の年輪にそって芯を掘り進む。108年付近の年輪まで荒く叩き鑿で取った後 仕上げ鑿で丁寧に1年ずつ年輪を掘り下げていく。エノキの木質は ケヤキと楠の中間の刃当たり。楠のようにサクサク切れるわけではないが ケヤキのように刃が立たないわけでもない。骸の中の砂が導管に入り込んだかのように ざらついた感じがする。そのせいか長切れがしない。頻繁に研ぎながらの作業になる。
 

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