朽ちた部分はボソボソで軟らかく 場所によってはバームクーヘンのように手で崩せてしまう。そんな状態では 鑿も入らないし 形にもできない。そのような朽ちた部分も朽ちた表情をそのままに作品として生かせるようにする。 水性ウレタン樹脂を3倍に希釈した液に2日ほど漬け込んで樹脂を朽木の木片に含浸させる。この場合、バケツやバットよりも厚地のビニール袋が便利だ。