イの芯を細く削りだしていく。イの先端がY字に分岐していることは前回書いたが 私は左側が本線だと思いこんでいた。左を中心に掘っていき 右はいずれ芯が細くなるに従って離れてしまうだろうと思いこんでいた。ところがどっこい 右側は 離れるのではなく裂けるようにして折れてしまった。つまり本線は右側だったようだ。ま、致し方なし。引き続き芯を辿って根元の肉を削り落とした。 午後を少し回った頃に鑿を置き 適当に掃除して2011年の制作を終わらせた。