枝の中を掘り終えて 幹と枝の分岐点周辺を掘り崩して行きます。股の中は 枝の皮が巻き込んでいる部分があったり 小さな室になった部分があったり・・・。そして その皮の巻き込みに 小石が混じっていて 鑿の刃先が 直ぐに欠ける。 ところで 先日書いたとおり 「若い枝だから 幹の芯と枝の芯がつながっているはずはない。」と思いっているので 股の部分を 枝の芯に沿ってどんどんと彫り込んでいったら なんと 幹の年輪よりも中へ入り込んでしまった。つまり この枝は 随分早い時期に枝分かれした枝だったのです。