今回は いつもより細目の鑿(2分から3分)で掘り崩している。年輪が緻密だということもあるけれど 細い鑿だと 一回の打撃で削り落とす量は少ないが 力が少なくて済む。それに 末口から支えを作らずに掘り進んでいるので 打撃が強すぎると 芯が折れる可能性がある。その用心でもある。このように細い枝を掘り崩す場合は 細い鑿を使用した方が 結果的に疲れずに済むので 仕事がはかどる。