彫り続けることで 芯の行方が見えてきた。何とも奇妙な しかし興味深い芯の有り様。結論は 3つの芯のどれも 幹の中の芯そのものではなかったのです。本線と思われる芯も枝の芯も 途中で切られ その木口は 枯れた状態です。じゃあ いったい3本の芯 つまり枝は どのようにして育ったのか。それは 途中で切られた枝と幹の形成層から発生した枝が 生長したものでした。 その後 窓の一つ一つに鑿を入れていく。