丸太のまん中を芯に近い年輪まで掘り下げて きれいに形を整えていて ふと思った。この曲面は 曲面ではあるが 直線と接することの出来る曲面なのではないだろうか?と。そう思い始めたら 最初に螺旋をイメージして作ろうと思っていたことなど きれいさっぱり忘れて ねじれた直線を模索し始める。つまり それぞれが芯と1点で接する8本の直線が形作る形態。なんだか数学的な、幾何学的な命題に取り組む私。前作が 少し有機的だったその反動でしょうか?。