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2004/11/26

海のテーブル
東京国際家具見本市

 まだ朝の早い時間 パテ部分に ラッカーエナメルで作った色を塗って 色補正をする。

  その後、東京国際家具見本市を見に 東京ビックサイトへ出かけた。
 ところで なぜ 家具なのか。一番の理由は 今家具を作っているからだ。「次に作る椅子のヒントになるようなものに巡り会えるやもしれぬ」との思いから。
 いろいろありました。家具そのものにとどまらず、家具とその周辺のものが。目にとまったものをいくつか挙げると、マジョーラという偏向塗料を塗った家具。この塗料は トヨタのbB特別仕様車に使用されているとか。
red and blueという椅子。以前 塗装の練習用にこの椅子を作り 塗装したことがあるので 特に見入ってしまった。塗膜がとても厚く作ってあることが判明する。
その他、チークやマホガニーのこと。デザインを日本から送ってインドネシアの工場で生産する。いまや コストが最優先される時代。
大きなうねりをもった波の椅子 凸凹を大きくしてへこんだところに おしりがすっぽり入り込む。
突き板を透明フィルムで裏打ちして 薄い板を 素材として使用した商品。
陽気なイタリア人たち。ワインを飲みながら 接客してしまうんだから。
韓国製螺鈿漆器黄金6人掛けダイニングセット 335万円。

 さて、見本市では さして参考になるような家具に出会えませんでしたが、帰りがけ立ち寄った新宿駅南口のフラッグスビルの中の 雑貨屋で見かけたミーの椅子。ストレートで面白い。
 

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