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2003/06/04

木彫看板のサンプル

 仕事場の大家さん(Iさん)から 「○○さんが看板の文字を彫ってほしいそうだけれど、・・・。」と電話があった。電話の後、さっそく、○○さんが仕事場にきた。
 幅60cm長さ5mのもみの木に 書道家の△△さんが書いた文字を彫って欲しいという依頼です。その大きさの文字原稿もすでにできていて 私はそれを転写して彫るだけである。 私は仕事を受けた。

 さっそく 原稿をお預かりしてコピー屋にいった。何枚も部分コピーして それをメンディングテープで張り合わせて 転写用原稿を作るつもりでいたら、とんでもない。原稿をコピー機に入れながら、ロール紙にコピーを取る機械があるそうだ。だから、5mそのままのコピーが出来てしまうのです。今回は和紙原稿なので、機械に入れるとからむ恐れがあるのとのことで、原稿の下に一枚紙を裏打ちしてコピーすることになる。その為に一日原稿を預けることになった。

 引き続いて サンプルを彫る為のもみの木を調達しに出かけた。Iさんは○○さんがもみの木を調達する製材所に顔が利く。そこでもみの木の丸太の切り落とし(タンコロ)をいただけるように Iさんに骨を折って頂いた。私が直接製材所にお願いしたのでは、高いものになってしまいます。
 そのもみの木のタンコロに 板に挽く為の墨を入れて、今日の仕事は終わり。
 

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