2002/04/10
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クスノキのテーブル
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新木場で仕入れたクスノキでテーブルを作ります。炉縁を作りながら どんな風に作ろうかと 横目でクスノキを眺めていました。
長さ260cm。幅80cm。
厚さ11cm。これだけの大きさと形があれば それだけで十分存在感のあるテーブルになります。しかし、これだけのものが室内に入ると すこし重々しくなります。そこで機能的に十分な重さを残しつつ 視覚的に威圧感のない程度の厚さにするため 板を3cm削ります。ただ削ってしまったのでは 最初の大きさが無駄になってしまうので 削り取る3cmの中で 遊ぼうと思います。
まず、テーブルの表裏を決めて 裏面を基準面にするため 電動カンナで平面を出します。一見平らそうに見えるのですが 1cm近い凸凹差があります。
直定規を当ててはカンナをかけ、カンナをかけては定規を当て凸凹を探して平面を作ります。
さっそく仕事場の中は 樟脳のツーンとした香りで一杯です。 |
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