2001/12/06
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ジョセッペの手法
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私は、龍のレリーフも完成していないのに ほかの作品を作る。どんな作品かというと先月の17日に現代美術館で出会ったジョセッペ・ペノーネの手法で間伐材を掘る作品です。その手法とは、木の年輪を読みながら、年輪の中心に向かって掘り進み年輪の芯と木の表層を残すというものです。
この仕事場の周りは、杉や檜の針葉樹が多いのに ほとんどそれらの木を使ったことがない。今回は、まさに仕事場の前に切り倒された間伐材の先の部分を用いて ジョセッペの手法で掘ります。
針葉樹は、刃がすいすい入って何とも柔らかい素材です。あっという間に掘りあがるかなと思ったけれど、何となく一日仕事になってしまいました。
何となく おもしろい作品ができたと思いますがいかがでしょうか。これは、私の所属する野球チームの今年度の納会の景品になりました。
なんだかんだといって、今年もあっという間に12月。ふと我に返って、愕然とする。 |
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