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2024/02/16

黒川のケヤキ移動第2話
1日目

 黒川のケヤキは、2018夏の台風で倒れたケヤキのことである。倒れた場所は、黒川という場所の谷戸の谷底。それを持ち帰るには、谷底から約8m上の地面までケヤキを移動させねばならない。2019年の春に下見をしてケヤキを2.5mの長さに切って谷底で移動させた後、コロナ感染拡大によって作業ができない状態が長く続いた。 2024年2月、立木彫刻が予定した日程より早く終わったので、一念発起してケヤキを移動する。
  8時に成木へ行く。依頼さんに行くことを連絡。了解が取れたので、サンバーにチルホール2台、ワイヤーを大量。チェンソー。足場板。単管2本、脚立、滑車、シャックル、 必要と思われるものを取りあえず積みこんで10時に成木を出発。 12時に依頼さん宅に到着。 挨拶をして、現場を確認。ケヤキは、枯葉に埋もれて、すっかりカブトムシの幼虫の住み処と化していた。
 早速、道具を谷底へ運んで ケヤキの幹にワイヤーを回して、チルホールで回転させながら移動させてみた。 案外簡単に移動する。続けて2本を移動。合計3本のケヤキを谷の登り口へ移動した。
 次は 斜面の上の樫の木にワイヤーを付けて、そこに滑車を吊るし、チルホールで引っ張ってみる。地面を削って抵抗が大きい。 滑車の位置を更に1m高くする。
  16時に作業を止めて 身の回りの道具を片付けて帰路に着く。 途中、ジョイフルで、玉掛けワイヤーとワイヤークリップを見たが、12mm用のクリップが無いので止めて帰宅。

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