有機的な感じ 世田谷のあるお宅の庭に植えられていた枝垂れ桜。仕事場に何年も放置してたため、幹の外側は虫食い状態になっている。運良く虫が食った後はそのまま虫の排泄物が詰まっているので穴あき状態には成っていなかった。そこでその排泄物を樹脂で固めた。虫食いの痕が奇妙な模様になって浮かび上がってる。 二股に成っていた枝をそのまま二重螺旋状態で下まで掘り下げていき 太さと表情に変化を付けた。肉体であると同時に内蔵をもイメージさせようと思った。ブヨブヨとしてブクブクと上昇する生命体をイメージした。
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