これは 国分寺の苗木農家の畑で拾ったハナミズキの株である。 最初 挿し木の株とは知らずに根の芯を彫った。ところが 芯が細くて残せない。多すぎて複雑でたどれない。そこで幹から芯をたどってみた。すると幹の部分には挿し穂(挿し木の元になる枝)が残っていた。 根の芯を残すことをあきらめて表層と挿し穂の空間を作った。 ここには挿し穂が成長した時間がある。 ウィキペディアによれば クローンとは 元々挿し木という意味らしい。
photo富澤享
このページのトップへ