展覧会初日、朝日新聞の展覧会の案内記事を見たという方が来られて、あるものを下さいました。なんと「ウマズラハギ」の皮です。これで木を磨くらしいのです。なるほど触ってみると、ザラつきを感じます。砂を接着剤で紙の上に乗せただけのペーパーと違って、ザラつきが支持体と一体化しているので耐久性がありそうです。その方は、料理人で剥いだ皮を干して自分の木工作業で使われているそうです。新聞記事の写真を見て、この人ならと、持ってきて下さいました。類はウマズラの友を呼ぶ。