弱った木を伐採した後に彫刻を彫って欲しいという依頼があって、その下見に行った。木は人の都合でその運命を左右されるが だからといって人はむやみに木を切れるわけではない。木を大切に思う人の意見が尊重される場所もある。 その後、看板設置までの空いた時間に上野の博物館で大報恩寺展を見る。快慶以降は象徴としての仏像を超えて人体のリアリティーを追求しているように思えた。 上野の博物館を1時間で見終えて、板橋の現場で看板を設置する。下見と下準備はしっかりするものだ。そうすれば短時間できれいに設置できる。