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2018/10/06

20180930ケヤキ
画廊巡る

 デッサンの見え方を追いかける。そこから回り込んでいく他の方向の形を想像しながら削り出していくのだが、とりあえずは 正面の見え方を徹底的にデッサンに近づける。
 午前中に制作を終えて 国分寺ぐるみギャラリーで古森堀込、京橋のaskP、ギャラリー檜で川合牧人、gallery b tokyoで桶元理麗、oギャラリーで櫻川豊敏、地下鉄で江古田へ移動して、nohakoで瀬古徹を見て東京駅へ戻り、バスで帰省した。
 桶元理麗の作品から思うこと。 カシュー、切り抜きマスキングという本来あまり絵画で用いられなかった技法を稚拙で不器用に絵画手法として用いている。しかしその技法の不器用さと稚拙さが、現代の少女らしい。既成の技法や表現に当てはまらないことを使いたいから使う。絵画でもない。工芸でも無い。アニメでも無いその部分こそが彼女の絶対的なオリジナリティだ。桶元の表現は 瀬古徹の真逆のような気がした。

 

 

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