トレーラーに作品と展示台を積み込んで、最期にシートを掛けようとして思い出した。去年京都から帰ってきて、荷台の煽りの下にフックをつけようと思ったのだ。そしてそのフックを買ってあったはず。やっとの事で探してビスでフックを取り付ける。ここまで来たら慌てるな。慌てて忘れ物をしては遺恨を残す。徹底的にそれぞれの作業のイメージを思い起こしながらゆっくりと積み込んでいく。
作品5点。展示台3台。小品8点。展示棚。工具。台車。コーヒーセット。兵庫のための大工道具。
気がつけば、アウトバックが
杉と檜の花粉で真っ白。帰る途中、洗車した
。
忙しく仕事している間にすっかり春になっていた。回りの草っ原に片栗の花が咲いていた。 |