しばらく放置してあった0528に手を入れる。線としてのつながりから球の集積へとコンセプトを変更したのはいいけれど、そのまま中途半端にしてあったのだ。
下部に球体を削り出し 複雑な部分を削ってごちゃごちゃを整理する。
それから交通事故で道に捨てられていたハナミズキの幹で0703の制作を始める。球体の集合が有機的な動きを持って立っているイメージ。一つ目をつくったけれど 球体がただならんでいるだけでつまらない。そこで0703.2を更に作る。チェンソー痕を残して球体に複雑さを持たせる。
数多く作って実際の存在感を確認する。頭の中で考えているだけでは何も実感できない。凡人は数で勝負だ。 |