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2017/05/06

奈良快慶展

 兵庫県へ草刈と種籾蒔きの準備で帰省した帰り快慶展を見るために約10年ぶりに奈良を訪れた。奈良の風景は山よりも高く見えるものが少ない。 自然に近い。ゆっくりと動いている。
 さて、快慶ですが、まさに匠である。形が計算され妥協がない。悩みがない。それ以前の仏像には どことなく形を決めかねているところがあって 素人っぽさを感じさせる仏像が少なくなかったように思うが、快慶は それぞれの形をすべて型にはめて尚かつそれを磨き上げた鋭い尖った美を感じた。

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