0314の表層を回転ヤスリで再び荒らしていく。四肢の根元がかなり細くなっているので 用心しながら四肢の頭にヤスリを当てる。
次に昨年コンペのために作って放置してあった20160630に手を入れる。粒の形を丸く削り出し表面を均していった。「沸点」という感じだろうか?
更に十年以上前に譲り受けたクスノキで2.5次元の作品に挑戦する。クスノキの丸太を寸法に切って 四角に木取りする。心は茶色いが 周辺がなんともグレーな木質である。木取りした材料にチョークで大まかに形を罫書きチェンソーで荒取りしていく。透き通った樟脳の香りがツーンと鼻を突く。それは不愉快なものでなく、神経を覚醒させるような刺激がある。そして刃当たりは柔らかい |