0830は地面に接する部分以外は磨き上げれば完成だが、問題は その台座部分である。台座としてそのまま丸太の状態で残すか、それとも切り落として薄い鉄板に置いて立たせるか。さらには 下半身の流れをそのまま続けて彫刻するか。いろいろ思い悩んだが、とりあえず第3案で流れを削り出した。 昨年の個展で 作品に台座を意識して作らないように心がけようと思っていたのに 今回は まさに台座の部分を作ろうとしている。台座が台座らしくないようにするためには 最初からその部分も含めて形を作るべきだったが、今回はいかにもとってつけたような形でまさに台座のための形に成っている。この状態に私自身が納得できるかどうか？しばらく思い悩んでみよう。
