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2016/01/30

モッコク20151225
ケヤキ20160130

 先ずは1225に手を入れる。最初のイメージはなにもない。しかし納まるところへ納めなければ。
  一旦最初のイメージから脱線してしまうと得てしてこのような結果を招く。だから最初のイメージの練り込みが大切だ。または 最初のイメージから脱線しそうになったら、一旦、その作品から完全に引くべきだ。
 1225を見ると 今でもまだ苛ついてしまう。それはきっと自分の知らないモノを自分で作ってしまったからだと思う。自分の知っているところへ引き戻そうと観念がもがいているに違いない。しばらくこの気味の悪い物体を眺めることにしよう。
 ギャラリーマロニエの小品展の為に作品を作る。お題は「2.5次元絵画考」である。2.5次元とは物体の3次元形状を1つの方向から見える範囲であらわしたもの。」と説明されている。私的解釈としては、物事はあらゆる側面を持っているが 人は自分の視点からしか 捉えることができない。」と解釈した。文字通り3次元を一方向から捉えることにこだわってしまうと いかにも説明的な形態を作ってしまいそうだ。1時間ばかりイメージをあれこれと書き並べ ケヤキの丸太で0130の制作を始めた。
 なかなかいい尻の形になってきた。。


1225


0130


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