| 京都での車中泊生活にもだいぶ慣れた。朝焼けを眺めジョギングし そして午前中は京都を散策する。
この日は 京都文化博物館と京都文化センターのパラソフィアに出かけた。9時開場と思いきや10時開場とのこと。1時間も待つのは嫌たっだので 京都市立美術館別館のモダンアート展を早足で見た。なぜって？特に理由はない。
さて 10時前には 京都文化博物館に戻ってきて 建物内部に入って驚いた。明治時代そのものだ。この建物の由来を知って納得した。日本銀行京都支店だったらしい。カウンター、階段、壁、天井 全てが重厚な作りである。特にカウンターの装飾はすごい。
その後 京都文化センターへ行ったら そこは 明治に建てられた小学校跡だった。
第2次世界大戦の空襲が いろんな都市を破壊した中で 京都は 空襲という破壊から免れたが、その結果が 今の京都を生かしている。いや そんな簡単な話ではない。古い物を残しそれを使う。古い物で営むということ。古いもの、歴史的価値のあるものは日本中に存在する。それを商売の道具にすれば こうやって生かせるのではないだろうか？ただ守るだけでは疲れてしまう。
この日は 夜の1人車中宴会のために 錦市場で散財してしまった。 |
