1009.2の荒削りの突起を仕上げる。荒削りを残すか?仕上げるか? 作品全体に手を入れると荒削りの部分にどうしても手を入れたくなる。作り始めの頃の新鮮さが消え失せて なんとも稚拙なやり残しにしか思えない。そこで 突起を更に有機的な曲線に削りだしていく。
続いて1009.1に手を入れる。真ん中の角張った塊を削っていく。丸くなると今度はその丸さを歪めたくなる。同時に突起を細く有機的に削り出す。
これまで感覚的な仕事をあえて避けてきたが この制作ではあえて感覚的な形の模索に没頭してみよう。形が揺れ動いて最後に塊が消えてなくなっても良いぐらいの気持ちで 感性に身を任せて突起の有機的な形態を追う。
次に 1031の真ん中の塊にチェンソーを入れる。ただの丸い形を歪ませる。チェンソー痕を残す。 |