丸太の部分をまるっきり手つかずの状態で放置していた0820に手を入れる。途中感を残しながら 有機的な突起をどこまで作り出すかを考えながら。途中感を出すために機械痕も気にしない。心のリミッターを外すと かなり自由になれる。ある程度丸太の部分に手を入れて0820の止め時を見極めるため 一旦終了させる。 次に0929の制作を始める。植物的なもの 絵が単純なだけで頭の中はかなり複雑な突起をイメージしている。突起を絡ませたい。そう思うと 一気にチェンソーで荒削りというわけにはいかないような気がしてしまう。一本一本を手探りで彫り出さなければいけないような気がしてしまう。そしてそのように作業を始めた。そうすると 当然手間が掛かる。最初から作業が細かくなる。両手が疲れる。腕が怠い。一日を終えて振り返ってみると たいして複雑でも繊細でもない。
