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2014/06/04

杉20140412
杉20140604

 1ヶ月前に草刈りをしたと思ったら もう30cm近く草が伸びた。雨が降る前に一度刈っておこうと思い立ち 制作の前に草刈りをした。
  さて 待ちに待ったKUTZALLの先端工具が届いた。今回は 幅の広いものと先端が細いものを購入した。先端の細いやつで早速0412のヒダとヒダの間の細い溝の中とヒダの形を整えた。細い部分にも3mmの先端工具が入り込んで良く削れる。全く工具に問題は無い。問題は 作品だ。0412のヒダが細くて それをさらにけずりこむとヒダが薄くなりすぎて折れた。1本ぐらいまあいいや、と思っていたら 2本折れた。規則的に並んでいることに面白さがあるのに 部分的にヒダが欠けた上に、それぞれのヒダの厚みがばらばらで なんだか ペラッペラで 気持ちが入らなくなってきた。制作を中止、こういう場合は 大胆にごっそり変えてしまわない限り、だめなままだろうな。
 作品がどんどん細かくなって繊細になって 作品として存在できるぎりぎりのところになってしまっても 作品として存在させられるか? ボロボロと崩れてしまう作品は 作品として存在できるか? そのような思い込みを疑って掛かる必要があるかも知れない。
 次に 0604を作る。1辺100mmの立方体の中に表情を作る。無機的な表情に有機的な表情を対比させる。突起と突起の谷間に細い先端工具がよく効く。  
 

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