杉20140407の1と2に手を入れる。ようやく形が見えてくる。どんな形を見ようとしているのかは 私の頭の中にあるはずだが、それが見えるようになるには 素材に行為しなければならない。この場合 削る行為である。 しかし 頭の中に完全な完成図があるわけではない。行為をくり返しながら 素材とイメージの接点を模索している。 今回は 形態そのものの問題もあるが 丸太という素材感からどれだけ離れられるか、そのために 厚みをどれだけ消すかということだったようだ。