くり抜かれた卵形の球体の表層かブラストされ そこに木目の表情が現れている。そんな球体をイメージしている。頭の中の完成予想図は 自分でもすばらしいものなのだが現実に卵型を掘り出してみるとなんとも陳腐な形にしか見えない。中を彫る段階で イメージからかけ離れていく。いろいろやってみるしかない。
次は 芯持ち立方体の中を角鑿盤で完全に抜いてしまう。一方の木口の芯も抜いてしまい そこに試験管を立てる。花器に仕立ててみる。
芯持ち立方体について 10点ほどのバリエーションが出来たので 100mmの幅木で作った木片筒状直方体のブラストを始めた。
とりあえず一面ずつ 木目の間をブラストしていく。 |