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2013/09/12

一輪挿しキューブ

 焼き印がキューブの面にピッタリと平行に当たるように調整する。当たり方に偏りが出来ると 焼き上がりにもムラがでて美しくない。しかも焼き印は 押し直しが効かない。キューブの傾斜を何度も調整してピッタリと平行に押されるようにした。 焼き印の濃さも均一にしたいところだが 押す時間と焼き印の温度の感覚がいまいち掴めない。こればっかりは経験で習得するしかない。焼損じよりは 濃いめの焼上がりの方が失敗は少ないだろうと開き直って さて作業開始。最初は 順調にスタートしたが40個目当たりで微妙に位置がズレ始めた。調べてみるとアタッチメントの部分にぐらつきが出てきた。どうやらハンダごての熱で 木が膨張してぐらつきだしたようだ。改めてハンダごてをアタッチメントにしっかりと固定し直し
位置と水平を調整して再スタート。
  作業すること2時間。三百数十個の焼き印を押し終えた。

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