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2013/09/11

一輪挿しキューブ

 焼き印を入れる準備をする。同じ位置に機械的に焼き印を入れるにはどんな方法があるだろうか?  最初に考えたのは キューブに焼き印の位置を決めるための鉄枠を乗せ焼き印を押すという方法。しかしそれだとそのうちに枠が熱を持ってきて枠の痕がついてしまう。そんなことを考えながらWEBを検索していたら焼き印屋のHPにグッドアイデアが有りました。簡易ドリルスタンドに焼き鏝を固定してそれを上下させるというものだ。
  早速仕事場の角に眠っていたスタンドの出番です。しかしよく見ると 焼き鏝の持ち手を直接スタンドに固定するには 持ち手が細すぎる。しかも 持ち手はテーパーでその傾斜にあったアタッチメントを作る必要がある。代用品をあれこれ探すより ここは思い切って作ってしまった方が早いだろう。
  そこで 角材を木工旋盤に固定して 円柱状に削りだした。次に中を持ち手のテーパーに合わせて傾斜を付けて彫り込んだ。何度が削り直しをしてピッタリと固定できるアタッチメントを完成させた。

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