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2013/03/06

木目ブラスト

 次の制作は 木目の表情について考えてみようと思う。人が素材として木を木と感じる理由には 木の形、軽さや割れ反りなど様々な理由があるが 一番の理由は 木目がそこにあるからではないだろうか? 木目を持つ木という素材にもう一歩入り込んで 木目そのものを追いかけて その表情を表出させようと思う。そこで木目が明解な針葉樹の木片で 片っ端から 木目を彫り出していく。
 まず 松の木っ端の木目を出してみた。次に節目を持つ杉の木っ端の木目を彫り出した。それから檜の木っ端でもやってみたが 檜は春材と秋材の硬さが近いせいか 目があまり浮かび上がってこない。

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