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2012/03/25

株120324
株120325

 昨日に引き続き 株の表層を残して 内部の空間を彫った。前回よりも明解に挿し穂の痕跡を確認素来ることが出来た。挿し穂の周りに空間を彫ってこの作品を一旦終える。
 次に栗の株を彫り始めた。これは 小平の畑に転がっていた栗の株である。農家のおじさんに「この株は挿し木ですか?」と聞いたら 「実生」とのことでした。だからひょっとしたら栗の実が残っているかもしれない。
 根を切り詰めて土を落とし 表層を水洗いして 根の股ぐらから彫り始めた。栗は彫りやすい。繊維に沿ってめくれるように彫れる。 根と根の広く空いた谷間から茎を彫り出す。若い頃の株の表情が白い肉の上に浮かび上がってきた。

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