裏側の樹皮を剥ごうとしたが 小石が多すぎて刃物が直ぐに欠けてしまう。そこで 株の周りの表皮から剥ぐことにする。 これほどまでに忙しくなったからには 皮を剥く場所、剥かない場所をしっかりと見極めて仕事する。表層を削ってしまう場所は 皮を剥かずに彫り込んでしまうのだから 皮は剥かない。 漫然と機械的に仕事しないで この制作をいつ終わらせるのかを 意識しながら作業を進める。4月の個展にどれだけの作品を出品するかを決められない。