21年目の年輪に沿って彫る。幹から順番に年輪を辿っていったら ついにひょろひょろとした根が 無くなった。 次に 根の芯は一旦置いて 表層の裏側を4年目の年輪で彫り揃えていく。これまで 厚みが不揃いだったが 彫り揃えていくことで 表層の裏側にも 木が作り出した曲面が表出し 中が優しい空間になっていくような感じがする。