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2011/04/15

ケヤキ根110414

 油性塗料は 「艶消し」と書いてあっても 絶対艶がある。テカリが出る。その部分を用心すべきだった。このオイルは 1回塗りでは ほどよいテカリだったが 2回塗りではかなりテカリが出た。そして更にセピア調に変色した。そのテカリに自分の感覚がついて行けない。作品の仕上がりに対しては 見た人に対して なんとでもプレゼンすることは出来るが 私自身の感覚的な嫌悪感はどうしようもない。
 塗装の教訓。全部やってしまわない。少しずついろんなことをやってみて 選択肢の幅を持たせておく。一つのことに決めてかかり どーんとやりきってしまうと 後戻りできない。そんな無理をしてはいけない。 選択の幅を持たせておくことだ。だからといって オールラウンドでは 意味不明になってしまうが。 要するに 素材感が極端に変化する塗料を避けること。前回のように素材感を消すというコンセプトでもない限り。
 2度塗りした100903に 何度グラインダーを掛けようと思ったことか。しかしその度に思いとどまった。そして 昨日始めた制作を完成させた。

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