さて、制作は 元木口の肉を削り、表層の厚みを整え 芯の年輪を彫り出した。細部の気付いたところに鑿を入れ この作品を一旦終了する。 次の作品の為に 株を眺めた。根をあれこれと物色していると 大きな株から10cmほどの欠片が落ちた。こんな小さなものでも作品になる可能性もあるのでは？ そう思い立ち 皮を剥き始めた。
