スリットのケヤキに戻る。表層から25年目の芯。芯の中に約4年の年輪が残っている。 割れて補修した部分の接着剤を 慎重に丁寧に削り落とす。元口と末口の芯と辺を繋ぐ肉を小さく削り落とす。 表層の裏側を約5年の年輪に沿って薄く削り落とす。スリットの側面を繊維方向に沿って形を整え 角を面取する。木口の角を面取する。形成を終える。