2010/02/04 |
クマシデ100129
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| クマシデを彫っていたら 辺と芯を繋ぐ木口が Ｎの文字のように末と元で両方とも割れてしまった。末口は 左の辺とつながり 元は 右の辺と繋がった状態でです。そこでまず 芯の年輪を揃え、辺の表皮に鑿痕を入れ さらに辺の裏を薄くそぎ落とす。
それらの荷重のかかる作業を終えた後 辺を固定しながら それぞれの木口の割れた部分の肉を更に削って 木口の部分に芯の年輪を掘り出し 辺と芯がきわどくつながっている状態にした。特に末口の部分は 木口の肉を削ることで枝分かれ部分を際だたせることが出来た。
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