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2010/01/15

ケヤキ100109

 元枝の中を表層から10年目の年輪に沿って掘っているのですが それでは芯が太くて 辺と芯の間に空間を作れない。
  しかも この太さでは 存在感がありすぎる。朽ちた表情、木生臭さが目立つ。だから この芯は もっと細く削り込むことにする。
  すると先でつながっている枝が芯と離れてしまうことになるが それはそれで ちょっと面白い表現になるかもしれない。
  元枝の芯と先枝のスタート地点との距離が枝の年齢の違いとなって現れる。
  これまでの年輪プレイとは少し違ってきた。

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