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2010/01/06

ケヤキ091224

 正月は5日まで帰省していたため 6日からの仕事だ。
 枝分かれのある枝の その根元の辺と芯を繋ぐ肉の部分を 板目方向に沿って削っていくと 年輪が明解に読み取ることが出来た。その結果 枝分かれのある枝の年輪が 19年目であることがハッキリした。その19年目の年輪に沿って まん中の幹の方へ年輪を辿っていく。まん中の幹の部分を19年の年輪で彫り出したら 次に その枝分かれ部分から もう一方の枝へ 19年の年輪を辿りながら 枝の芯を彫り出していく。同時に その枝の辺と芯を繋ぐ肉の部分も削り込む。
 さて 制作初日に この木の年輪を19年から20年の年輪と書いたが どうやら 21年の年輪があるようである。19年の年輪の中に 更に2年ほど年輪が確認できたのだ。

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