どの年輪で芯を彫り出していくかは 最終的に 枝がどれぐらいの細さになるかで決めます。 今回は 斜めに伸びた枝の細さで決めました。つまり最終的な細さに近い状態で斜めの枝を その分岐点まで彫っていき その年輪にそって 幹の年輪を彫り揃えていくことになります。そうしないと いくら目で年輪を数えても誤差が出てしまうからです。 さて 斜めの枝を分岐点まで掘り進んだら 次はその年輪に沿って 幹の年輪を末側の木口まで マジックで印を付けながらさかのぼって彫り 更に周囲の余分な年輪を削り落としました。