8月30日に あきる野の古い民家の解体現場へ 古材を選びに出かけましたが その古材が解体されて 持ち帰れるようになったと連絡があり 早速 引き取りに行きました。
知り合いの大工さんにトラックを借りてあきる野へ。ポンポンポンのポンと材料を積み込んで 帰ってきました。仕事場で トラックらから古材を下ろしていると 仕事場の大家であるIさんが そこへ通りかかり
「おや、これはまた 古い柱ですね。モミですか?。」とおっしゃいます。
わたしは思わず 聞き返しました。
「モミですか? どうしてわかります?」と。
「そりゃ、50年もモミの木を見ていれば 分かりますよ。それに ここいらへんの昔の農家の材料は 大抵モミですよ。」とのこと。
Iさんは 卒塔婆制作を生業となさっています。いまでこそ、中国材を使っていますが、つい3年前までは 国産のモミを使い続けていらっしゃったのでした。なるほど。 |