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2009/08/05

転ばぬ先のビー玉大作戦

 今日も ビー玉大作戦サンプル作り。空き缶トランポリンを作ります。ビー玉が 缶の上で弾む仕掛け。少なくとも2つの缶で ビー玉を弾ませたいと思いながら 何度も玉を落とすのですが 連続して同じ位置に落ちてくれません。紙パックという軟弱な土台だからなのか? 毎回 微妙に 玉の落ちるコースに ブレが生じるのかもしれません。私としては ちゃんとテープで固定していて 紙芯スロープが動くわけでもなし、缶がずれるわけでもなし、それなのに なんで 玉は いつも同じ動きをしないんだろうと 思ってしまうのですが ビー玉としては おそらく 毎回 玉を置く位置が 微妙に違うし 台座だって揺れるし 缶だって 表面が微妙に凸凹しているし 毎回 それだけ条件が変われば 落ちる場所は 2,3cmは 直ぐにずれてしまうんだよ。って、思っているに違い有りません。
 まったく 同じ事を 全く同じようにくり返すことの難しさ、あるいは 物事の不確実性を 感じずにはいられません。  結局 台を 木の箱に作りかえて シンプルに作りかえて 何とか 同じ場所に落ちるようになりました。
 次は 空き缶を使った仕掛け。今回のサンプル作りでは とにかく 「小学生が作れる」ということが 主眼です。ですから なるべく材料を加工せず そのまま使うように心がけています。展示用サンプルで 空き缶レールを作った時は その微調整に 頭がおかしくなりそうでした。だから その時とは別の 他の使い方でサンプルを考えます。まず 縦に2本 空き缶を並べ その間を 転がしてみましたが 単純すぎて 却下。そこで 板の上に 缶を並べて ビー玉が板の上を転がって 缶に当たるとき 音を出すというサンプルを作りました。この日は これと同じ構造のサンプルを プリンのカップと 空き瓶で作りました。しかし、今(文章にまとめる段になって)考えると 縦に長く繋いだ2本の缶の上を転がる方法も 案外小学生には 向いているかもしれません。
 この日は 最後に 逆円錐形のペットボトルの内側面に沿って 玉を落とすことで 玉が くるくると回転をくり返して落ちるという「ビー玉渦巻き」の仕掛けを作りました。

 

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